ある日突然、父が母の名前を忘れた

 

事件が起きたのは土曜日の朝。

書斎から出てきた父は明らかに様子がおかしく、「頭が…」とつぶやいていたので「頭が痛いの?」と聞いてもあやふやな返答しか返ってこないまま10分が経過。

少し落ち着いてきたところで話を聞いてみるとどうやら記憶が一部ないらしいんです

そこで、最近起こった出来事や普段なら絶対答えられることを質問してみました「一番好きだったゲームの名前は?」「最近話題の騎士の名前は?」「家族の名前は?」などなど…

結果、人の顔や物のイメージなどはすぐに思い浮かぶのにそれが名詞と結びつきにくいという状態であることが分かりました

また、小学生で習う漢字も一部分からなくなっていた一方で前日に自分が父に出した火曜日に生まれた少女問題についての考察は普通にしていました

前頭葉の機能が低下してるのは間違いないと思うんですが、こんなにいきなり来るのは血栓が詰まったからなんだろうか…そうなると脳梗塞の危険もありそう…

 

今回は自己管理を徹底してる父だったので異変にすぐ気付けましたが、これが母やじいちゃんばあちゃんだとそうはいかない気がしますねぇ